神社情報
由緒 当社の鎮座は古く、飛鳥時代、大化の改新によって国郡制度を敷いた頃より祀られており、近年まで境内地にあった神木、樹齢1000年余の二株の古松がその歴史を物語っている。当時、小倉村は、皇室直轄領として栄え、杉山大神は、その村落の守護神として農業生活の中枢をなして来た。戦国時代に至り、北條氏の家臣で、小机城主であった笠原氏の崇敬を受け、しばしば、その代参を迎えた。江戸時代には、小倉村は、旗本松下氏の領地となり、毎年米3俵の寄進を受けて神社は維持された。領主松下氏は馬で参詣に訪れたと伝えられ、近年まで、鳥居前に下馬札が立てられていた。
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