神社情報
横須賀市
叶神社
かのうじんじゃ東叶神社
ひがしかのうじんじゃ
祭神 誉田別尊(応神天皇) 由緒 東浦賀の守護神である当社は、社伝によれば、養和元年(1181)、京都神護寺の僧文覚が源家の再興を発願して、山城国男山にある石清水八幡宮を当地に勧請なされ、若し源家の再興実現の折には、永くその祭祀を絶たざるべしと祈念したところに始まると記されている。その後、文治2年(1186)には源頼朝公が平氏一門の滅亡により源家再興願意成就の意を込めて神号を改め、「叶大明神」と尊称されたと伝えられている。社殿に昇る石段の両側に植えられている一対の蘇鉄はこの時に頼朝公が縁深い伊豆の地より移植奉納されたものと伝えられている。なお、この創建の意を汲んでのことであろうか、その後、源家の当社に対する崇敬信仰は甚大なものがあったと推測される。この事は当社に伝わる、鎌倉幕府二代将軍源頼家公の銘を刻んだ花鬘一対からも容易に察せられるのである。現社殿は昭和4年に再建された建築で銅板葺権現造である。神社の境内地は総面積約2000坪で、その中に本殿(奥の院)・拝殿・社務所・境内神社・その他諸石造物・石碑などが配置されている。中でも境内神域の三分の二を占める明神山は、往古から自然林・常緑樹木の宝庫として神奈川県から天然記念物に指定されている。御神徳 当社は第十五代応神天皇さまを奉斎するところから八幡社の御利益即ち、国家隆盛・産業興隆・家業繁栄・航路平安・交通安全・厄除開運・勝運長久等の御神徳弥高くまします。また社号命名の由来より、願いが叶うというところから、心願並びに諸願成就に特に顕著なる御神威を発揚なされます。境内神社 叶神社 本殿(奥の院) 明神山の山頂に鎮座せられる社殿は、昭和五十六年に創建八百年を記念して再建されたものである。旧社殿は総欅造りの周囲に施された、すぐれた彫刻のある文化財としても貴重なものであったが、去る昭和54年不審火により焼失した。東照宮 祭神 徳川家康、元禄2年(1689)勧請。神明社 祭神 天照皇大神、永正2年(1505)勧請。東照宮・神明社は明神山山頂に鎮座せられ、昭和56年叶神社創建八百年祭にあたり、再建または新設されたものである。稲荷社 祭神 食保命、正一位湊稲荷大明神と尊称せられ、現在地元新井町内会の稲荷社として尊崇されている。厳島神社(身代わり弁天) 祭神 厳島媛命(市寸嶋比売命)、寛政2年(1790)勧請。叶神社拝殿の石段向かって右側、社務所寄りの石窟の中におまつりされている。昔からここに祀られた弁天さまは、天災・人災による病気・事故その他危難に際し、身代わりになって下さることから、近在の信仰をあつめている。例大祭は毎年7月18日に斎行されている。この他、相殿として左記の神社をお祀りしている。天満神社 祭神 菅原道真、明応9年(1500)勧請。秋葉神社 祭神 火之迦具土命、寛永5年(1628)勧請。武雄神社 祭神 武甕槌命・経津主命、享保15年(1730)勧請。浅間神社 祭神 木花咲耶毘売命、享和元年(1801)勧請。稲荷社 祭神 食保命、寛政2年(1790)勧請。船玉神社 祭神猿田彦命、文化4年(1807)勧請。金刀比羅神社 祭神 大山咋命、文化6年(1809)勧請。粟島神社 祭神 大名持命・少名彦命、文政7年(1824)勧請。大鳥神社 祭神 日本武尊・弟橘媛命・天日鷲命、文政2年(1819)勧請。恒例祭事 1月1日 歳旦祭(元旦祭)、二月節分 節分祭、2月17日 祈年祭、5月5日 蘇鉄まつり、5月17日 東照宮祭(柴燈護摩祭[さいとうごまさい])、6月30日 大祓式、7月18日 身代り弁天祭、9月15日 例大祭、11月23日 新嘗祭、12月31日 大祓式
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祭礼
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