神社情報

創立の年代については不詳であるが、この地先住の古代水田農耕民族にあって、その水田耕作に不可欠の水源を、そしてまた、人間の生存の礎となる衣食住の源としての「水源(みなもと)」に、上代人は浄らかに神奈備を覚出し、古代人の素朴に民俗のなかより「宇迦之御霊」なる稲魂・穀霊を創祀し、「保食神」となし、「生産の神」として信仰を定着させ、現、白笹稲荷神社の前身としての白篠稲荷の小祠を祭祀し来った。江戸の初頭には、この神祠への奉納物残存あり、すでに民衆の信仰の篤かったことがうかがわれ、江戸の中期には正一位の神璽を再祀し、屋敷神としてはやくも独立し、神社独自の定例の社頭訓話などのあったことも知られており、時代がくだっては献詠歌など定期におこなわれ、文芸活動なども活発だったことがしのばれ、早くより広範囲の民衆の信仰を得て、崇敬者によりささえられて現代に及んでいる。
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